外壁塗装はカラーシミュレーションで悩みを軽減!失敗しない色選びのポイント
外壁の塗装をそろそろ何とかしないと……。このように考えておられる方の大半から、「どんな色にしようか困ったな」というご相談をよく聞きます。
たしかに外壁の色って一度塗装すると「気に入らないから塗り直す」と、簡単にできません。また、外壁の色は住宅の印象やご家族の印象を決めるパーツでもありますので、失敗したくないのは当然のことです。
そこで今回は外壁塗装を得意とする、神奈川のライジングが色選びで悩まず失敗を軽減できる「カラーシュミレーション」についてご紹介していきます。
目次
1: 外壁塗装で悩ましいのが色選び
誰もが悩む色選び。どうして選ぶのが難しいのかというと、次のような理由があるからなんです。
(1)外壁で悩ましい色
結局のところ、外壁の色は選び方によって「新しく見える」こともあれば「パッとしない」こともあるわけです。
また、色はファッションを考えるとわかりますが、流行の色や人気の色が毎年変化していきます。
このような理由で、「もう、どうすればいいの」という状態になってしまいます。
そこで、色選びでの悩みを軽減するために、ベーシックな色について知っておきましょう。
- 高級感がほしい場合
黒やダークな色を選ぶようにしましょう。
また、木材をイメージさせる濃いブラウン系もおすすめです。
- フットワークの軽さがほしい場合
アクティブにアウトドアやスポーツが好きな場合、ダークグリーン系がおすすめです。
落ち着いた印象と同時に、スポーティーでおしゃれな雰囲気に仕上がります。
- スタイリッシュ系が好みの場合
スタイリッシュに仕上げたい場合、シンプルにするのがベスト。これはAppleのスマートフォン「iPhone」のデザインを考えてみてもわかります。
カラーとしては、ホワイト、またはブラックを大胆に使うとかっこいいです。
- 優しい印象がほしい場合
ライトグリーンなど、明るい色を選びましょう。
かわいい雰囲気にもなりますので、毎日の暮らしが楽しくなります。
- まわりとの調和を意識する場合
ブラウン系やグレー系がおすすめです。
親しみやすさが強いので、どんな場所にも馴染みます。
ブラウン系やグレー系は、いっけん地味に思えますが明るさの幅が広い色でもあります。ご家族や住宅の印象に合わせて明るさを調整すれば、親しみやすさの中に個性を取り入れることができます。
(2)色選びの注意点
住宅の色選びには注意点があります。
- 調和
最近では、自治体やお住まいの地域の条例で「景観」についてのルールが定められていることもあります。
街並みに調和する色を選びましょう。
- メンテナンス
白や黒を選ぶと目立つのが「汚れ」です。色はきれいなのですが、どうしても汚れが目立ってしまう色でもあります。
定期的なクリーニングを一緒に検討しておきましょう。
- 面積で変わる
色選びで難しいのが、色は面積で印象が変わることです。
狭いところと広いところでは、同じ色でも受ける印象が変わります。
(3)色の見え方は同じじゃない
色には、3つの属性があります。
- 色相
- 明度
- 彩度
色相とは「色味」です。明度とは「明るさ」。彩度とは「鮮やかさ」。
同じ色でも、3つの属性によって見え方がかわります。
ですので、ご家族の中でも、業者へ相談されるときでも言葉だけで色を伝えてはいけません。
人によって3つの属性の「普通」が違いますので、明るすぎたり鮮やかすぎたりする可能性が出てきます。
(4)色選びで押さえておきたいこと
外壁塗装の色選びで大切なのは、
- できるだけ現実に近い状態で色を見てみる
- 具体的に色を伝える
- 調和とメンテナンスを考える
この3つを意識してください。ここが間違っていると、残念な結果になってしまいます。
2: 外壁塗装で失敗を軽減できるのがシミュレーション
では、残念な結果にならないために、どんなことができるのかというと最近は大変便利なツールがあります。
それが「カラーシュミレーション」ツールです。
- 自動車の色をシミュレーション
- メガネの色をシミュレーション
- ファンデーションの色をシミュレーション
こういうのと同じように、外壁塗装の色をシミュレーションできるのです。
(1)シミュレーションのメリット
カラーシミュレーションのメリットには、次のようなポイントがあります。
- 家全体を見た印象がわかる
カラーシミュレーションは、パソコンやタブレットで行います。そのとき、住宅の一部だけではなく全体を指定の色にしたときの印象を見ることができます。
これまでなら、完成したときにしかわからなかったイメージが先にわかるので失敗する理由を減らせます。
- 簡単に試せる
カラーシミュレーションツールが持っている色なら、何度でも簡単に外壁の色と変えて試せます。
「こんな色ならどう?」というときでも、「じゃあ、やってみましょう」と簡単に試せますので、後から「あっちの方が良かったかも」という後悔が減ります。
(2)シミュレーションの使い方
カラーシミュレーションの使い方には2通りあります。
- 自分でやってみる
GoogleやYahoo!で次のように検索してみましょう。
「外壁 色 シミュレーション」
塗料メーカーをはじめ、無料で使えるツールが提供されています。こういうツールを利用することで、業者へ相談する前に試してみることができます。
- 業者と一緒にやってみる
カラーシミュレーションツールは、私たちライジングでも導入しています。そのため外壁塗装のご相談をいただいたときには、お客様のところで一緒にシミュレーションをして、様々なカラーバリエーションをご覧いただくようにしています。
ご家族揃って「この色は?」「こっちの方が?」「もっと違う色で」というように、わいわい楽しみながらシミュレーションしてもらうことで、少しずつご家族やお家にぴったりな色が決まっていきます。
3: 外壁塗装のカラーシミュレーションで注意するポイント
カラーシミュレーションツールは便利です。でも注意するところもあります。
(1)色の見え方
色を正確に見せること、伝えることは本当に難しいです。
カラーシミュレーションも同じでして、パソコンやタブレットの画面の明るさや室内の照明具体で見え方が変わります。
(2)質感
外壁に塗装したときの質感は、残念ながらわかりません。
外壁の凸凹加減によっては、陰ができますので色の雰囲気が変化します。
(3)景観
まわりとのバランスがイメージしづらいことがあります。
ご自身のお家の色だけなので、お隣とのバランスを見るのは難しいです。
(4)実際に見てみる
おすすめなのは、カラーシミュレーションである程度決めた色をご近所の住宅から探して見てみましょう。
できれば、朝と夕方。晴れの日と曇りの日。それぞれで見てみると、色の具体がわかります。
4: まとめ
外壁塗装を検討するときには、カラーシミュレーションを一緒に使ってみてください。
ある程度の色の方向性が決まるだけでも、悩むことが減っていきますし、大きな失敗になる原因を減らすことができます。
業者選びのときにも「カラーシミュレーション」が導入されているところを選ぶと安心できます。